井上敬一展
明日がある
明日がある             53×53
明日がある
 若い日、絵はこういうものだって言う信念と情熱をもって いた。だが、未だに自分の絵に確信がもてない。もてないな がらに、今日もまたキャンバスの前に立っている。
井上敬一、2010年8月23日の日記より)
 
 いつか、井上先生は「自分でも目がまわるくらいです。」と言っていた。自分の絵画に否定的がゆえに。とうてい届かない何かを追い求めているがゆえに。時間を越えて出来上っていく絵。めまぐるしく変わっていく絵。しかし、これが先生の独創の秘密だと思っています。今回は、新作の130号を中心に約40点、その変貌ぶりをご覧いただけると思っております。
 皆様のご来廊を心よりお待ち申し上げます。
主催 みぞえ画廊/共催 ギャラリー松庵
○オープニングパーティー 10月8日(金) 5:30PM〜

略歴
1947年
福岡県生れ
1980年
福岡教育大学美術研究生修了

主な展覧会歴
1995年
第2回別府現代絵画展優秀賞受賞
第4回青木繁記念大賞展大賞受賞
第4回風の芸術展ビエンナーレまくらざき 準大賞受賞
1996、97年
安井賞展入選
1996年
テグ・アジア国際美術展招待(韓国大邱市主催・大邱文化芸術会館)
1998年
第5回福岡県文化賞受賞
現在 
無所属

作品収蔵
久留米市、枕崎市(南溟館)、田川市美術館